クロアチア旅行で、スプリトからドゥブロヴニクまでFlixBus(フリックスバス)を利用して移動しました。
スプリトとドゥブロヴニクはクロアチアを代表する観光都市ですが、両都市は約200km離れています。鉄道ではつながっていないため、個人旅行では長距離バスが利用しやすい移動手段のひとつです。
とはいえ、海外で長距離バスに乗るとなると、
「スプリトのどこから乗る?」
「スーツケースは預けられる?」
「実際に何時間かかる?」
「途中で休憩はある?」
「ボスニア・ヘルツェゴビナの国境審査はある?」
など、気になることも多いと思います。
今回は2026年9月に、実際にFlixBusでスプリトからドゥブロヴニクまで移動しました。
この記事では、チケットの予約方法やスプリトの乗り場、車内の様子、途中停車、実際にかかった時間、ドゥブロヴニク到着後の移動まで詳しく紹介します。
スプリトからドゥブロヴニクへのFlixBus概要
まずは、今回利用したFlixBusについて簡単にまとめます。
| 項目 | 今回利用した便 |
| バス会社 | FlixBus |
| 区間 | スプリト → ドゥブロヴニク |
| 出発予定時刻 | 13:00 |
| 実際の出発時刻 | 13:05 |
| 到着予定時刻 | 17:30 |
| 実際の到着時刻 | 17:55 |
| 実際の所要時間 | 4時間50分 |
| 料金 | €23.49(当時のレートで4,345円) |
| 乗車場所 | スプリト・バスターミナル |
| 降車場所 | ドゥブロヴニク・バスターミナル |
| スーツケース | バス下部のトランクに預け入れ |
| 途中停車 | あり(途中乗車・下車する人も多い) |
| トイレ休憩 | まとまった休憩の案内なし |
| 国境審査 | なし |
スプリトからドゥブロヴニクまではノンストップではなく、途中の町に停車しながら向かいます。
実際に乗ってみると、途中で乗車・下車する人が想像していた以上に多く、スプリトとドゥブロヴニクを結ぶ観光客向けのバスというより、沿線の町を結ぶ都市間交通としても使われている印象でした。
スプリトからドゥブロヴニク行きのFlixBusを予約
今回はFlixBusの公式サイトから事前にチケットを予約しました。
今回利用した便の料金は、
・運賃:1人€23.49(当時のレートで4,345円)
・座席指定:追加料金がかかったので指定せず
でした。
FlixBusは同じ区間でも便や予約するタイミングによって料金が変わります。旅行の日程が決まっているのであれば、早めに料金と時刻を確認しておくのがおすすめです。
座席は指定しませんでしたが、乗車日の2日前に座席が決定されたとメールが来ました。

チケットはスマホのQRコードでOK
オンラインで予約すると、QRコード付きのチケットが発行されます。
乗車時はスマートフォンに表示したQRコードを提示すればよく、チケットを紙に印刷する必要はありませんでした。
海外旅行中は通信環境が不安定になる可能性もあるため、私は念のためチケットのスクリーンショットも保存しておきました。
スプリトのFlixBus乗り場はどこ?
スプリトでFlixBusに乗車するのは、スプリト・バスターミナル(Autobusni Kolodvor Split)です。
バスターミナルはスプリト港のすぐ近くにあり、ディオクレティアヌス宮殿などがある旧市街からも徒歩でアクセスできます。
スプリト観光を終えてから、そのままドゥブロヴニクへ移動する旅程も組みやすい立地です。
スプリト・バスターミナルでスーツケースを預けて旧市街観光
私たちはドゥブロヴニク行きのFlixBusまで時間があったため、スプリト・バスターミナルでスーツケースを預けてから旧市街を観光しました。
スプリトのバスターミナルはディオクレティアヌス宮殿などがある旧市街から徒歩圏内ですが、大きなスーツケースを持ったまま石畳の旧市街を歩くのは大変です。
バスターミナルには荷物預かり所があり、ここでスーツケースを預けることができました。

| 場所 | スプリト・バスターミナル内 5番乗り場付近 |
| 形式 | 有人の荷物預かり所 |
| 預けた荷物 | スーツケース |
| 料金 | 荷物ひとつにつき€6/1日(時間の長さで料金変化なし) |
| 支払い方法 | 現金のみ |
| 受け取り方法 | 引換券式 |
| 利用目的 | FlixBus出発までのスプリト旧市街観光 |
荷物を預けたあとは身軽な状態でスプリト旧市街を観光し、FlixBusの出発時間に合わせてバスターミナルへ戻りました。
スプリトを数時間だけ観光して、その日のうちにドゥブロヴニクへ移動する旅程ではかなり便利でした。
バスターミナルにトイレはある?
あります。が、暗くて怖い感じだったので利用しませんでした。
カフェやレストランを利用する場合は、そこで済ませる方が良いと思います。
街中にある公衆トイレは€1必要なところが多かったです。
バスターミナルで乗り場を確認
スプリトのバスターミナルからは、クロアチア各地へ向かう多くの長距離バスが発着しています。
バスターミナルでは電光掲示板などは見つけられませんでした。
今回のチケットには、「3か5番乗り場」と記載があったので、3と5の間を何度か行き来して到着したバスの行き先を確認しました。
今回利用したFlixBusはほぼ定刻に乗り場へ到着し、13時05分にスプリトを出発しました。

スーツケースはバス下部のトランクへ
今回はスーツケースをバス下部のトランクに預けました。追加料金はかかりませんでした。
クロアチアのバスでは「荷物代が別途必要だった」という旅行記も見かけましたが、少なくとも今回利用したFlixBusでは追加料金なしでした。
FlixBusでスプリトからドゥブロヴニクへ出発
13:05、スプリトを出発しました。
車内は2列+2列の座席配置でした。
Wi-Fi・コンセント・トイレは?
今回利用した車両の設備は以下の通りでした。
| 設備 | 今回利用した車両 |
| Wi-Fi | 利用可(時々不安定でした) |
| コンセント | なし |
| USBポート | なし |
| トイレ | あり |
スプリトからドゥブロヴニクまでは数時間のバス旅です。
車両によって設備が異なる可能性もあるため、特にトイレについては乗車前に済ませておくと安心です。
意外と途中乗車・途中下車する人が多かった
実際に乗ってみて少し意外だったのが、途中の停留所で乗り降りする人がかなり多かったことです。
スプリトから乗った人の多くがそのままドゥブロヴニクまで向かうのかと思っていましたが、途中の町で降りる人もいれば、新しく乗ってくる人もいました。
スプリトとドゥブロヴニクを結ぶ観光客向けのバスというより、沿線の町を結ぶ都市間交通としても使われているようです。
個人的には、途中の町の様子を眺められるのも、飛行機ではなくバスで移動する面白さのひとつでした。
アドリア海を見るなら右側がおすすめ。ただし日差しに注意
スプリトを出発すると、途中にはアドリア海を眺めながら走る区間もあります。

今回座ったのは進行方向右側でした。
スプリトを出発後1時間ほどは海岸線近くを走り、そのあとは少し坂を登ったり、海が遠くなる箇所も多かったです。
海を間近で眺めたい場合は右側の席がおすすめですが、13時スプリト発の便ではずっと日差しが差し込んでいてサングラスをかけていました。日差しが気になる方はご注意を。
長時間の移動ではありますが、クロアチアらしい海岸線の景色を眺めながら移動できるので、それほど退屈には感じませんでした。
ボスニア・ヘルツェゴビナの国境審査はある?
スプリトからドゥブロヴニクへのバス移動について検索すると、
「途中でボスニア・ヘルツェゴビナを通る」
「国境でパスポートチェックがある」
と書かれた旅行記を見かけることがあります。
これは、以前はクロアチア南部のドゥブロヴニクへ陸路で向かう際、途中でボスニア・ヘルツェゴビナ領のネウムを通るルートが一般的だったためです。
しかし、2022年にペリェシャツ橋(Pelješac Bridge)が開通。
クロアチア国内だけを通ってドゥブロヴニク方面へ移動できるようになりました。
今回利用したFlixBusでは、ペリェシャツ橋を通過し、国境審査はありませんでした。

トイレ休憩はある?
今回の便では、途中で「トイレ休憩」として案内される休憩はありませんでした。
車内にはトイレがあるため、基本的にはそちらを利用することになります。
途中の停留所では少し長めに停車することもありましたが、休憩時間として案内されたわけではありません。車外のトイレを利用したい場合は、出発時刻を運転手さんに確認してから降りた方が安心です。
少なくとも私たちが乗った便では、再出発前に乗客全員を点呼している様子はなかったので、乗り遅れには注意が必要だと思いました。
スプリトからドゥブロヴニクまで実際にかかった時間
今回は13時05分にスプリトを出発し、ドゥブロヴニクに到着したのは17時55分。実際の所要時間は4時間50分でした。
到着予定は17時30分だったため、今回は約25分遅れての到着となりました。
途中では何度か停車して乗客が乗り降りします。また、道路状況によって到着時間が前後する可能性もあるため、到着直後に時間の決まった予定を入れる場合は余裕を持たせておくのがおすすめです。
ドゥブロヴニク・バスターミナルに到着
17:55、ドゥブロヴニク・バスターミナルに到着しました。
注意したいのは、長距離バスが到着するバスターミナルはドゥブロヴニク旧市街の目の前ではないことです。
バスターミナルがあるのは、港のあるグルージュ(Gruž)地区。
旧市街やホテルへ向かう場合は、ここからさらに路線バスやUber、Boltなどを利用します。
バスターミナルからHotel Uvalaへ移動
私たちはバスターミナル到着後、Boltを利用して宿泊先のHotel Uvalaへ向かいました。
・料金:€11.9(約2,177円)
・所要時間:約7分
大きなスーツケースを持っていたので、バスターミナルからホテルまで直接移動できる配車アプリは便利でした。
Hotel Uvalaについては、別の記事で部屋や朝食、旧市街へのアクセスなどを詳しく紹介します。
実際にバスを使い、その日の夜から観光を始め、翌日13時ごろまで旧市街や城壁を回りました。
まとめ|スプリトからドゥブロヴニクはFlixBusで移動できる
今回はスプリトからドゥブロヴニクまでFlixBusを利用し、13時05分に出発して17時55分に到着。所要時間は4時間50分でした。
予定より約25分遅れましたが、乗り換えなしで移動でき、アドリア海沿いの景色も楽しめたので、個人的には利用しやすい移動方法でした。
また、スプリト・バスターミナルではスーツケースを預けられたので、出発まで旧市街を身軽に観光できたのも便利でした。
スプリトとドゥブロヴニクを個人旅行で巡る方の参考になれば嬉しいです。




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